熱燻のやり方と特徴まとめ!自宅でできる最も簡単な燻製法です

ロゴス スモークタワー燻製のやり方
今村りょう
今村りょう

こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。

ここでは熱燻のやり方と特徴を解説します。

熱燻は自宅でできる最も簡単な燻製法で、初心者に最もおすすめのやり方です。

熱燻で作る燻製レシピも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

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熱燻の特徴まとめ

ロゴス スモークタワー

それでは熱燻の特徴から見ていきましょう。

簡単ですがいくつか大事なポイントもあるので覚えておきたいですね。

熱燻は80℃以上の高温で燻製する手法

熱燻は80℃以上の高温で燻製する手法。

3つの燻製法の中で最も高温で燻すやり方ですね。

80℃以上となるとどうしても熱源が必要なので、ガスコンロやIHコンロなどを使い、燻製器を火にかけながら燻製しましょう。

ただ、燻製チップを使う場合は、直接バーナーで火を付けるよりも下からコンロで熱してあげた方が上手く燻煙が出せるので好都合です。

これが熱燻が自宅でも簡単にできるとされている所以ですね。

最初のうちは温度を正確に調節するのは難しいと思いますが、その辺はある程度大まかにやってもらって構いません。

30分ほどの短時間で燻製

続いて熱燻にかける時間ですが、熱燻は最も燻製時間の短い燻製法です。

例外はありますが、だいたい30分以内で出来てしまいます。

これも初心者が簡単に出来るといわれる大きなポイント。

短時間の燻製なので保存性はほとんどありませんが、その分ジューシーな仕上がりを楽しむことが出来ます。

本来の燻製というのは極限まで水分を抜いて保存性を高めるもの。

ただしその分パサつきやすいんですよね。もちろんそれが美味しさにつながることもあるんですが…。

熱燻はご飯のおかずとしても楽しめる、ある意味現代向きの燻製法ともいえるかもしれません。

熱燻のやり方は?

ここからは実際に熱燻のやり方を見ていきましょう。

主に必要な燻製材と燻製器です。

熱燻に使う燻製材は燻製チップ

燻製チップと燻製ウッド

まずは熱燻に使う燻製材。

燻製材には「燻製チップ」と「燻製ウッド」の2種類があるんですが、熱燻におすすめなのは燻製チップです。

両者の主な使い分けはこんな感じ。

「燻製チップ」と「燻製ウッド」
  • 燻製チップ・・・熱源使用(熱燻)
  • 燻製ウッド・・・熱源不使用(温燻)

先述した通り、熱燻の場合はガスコンロやIHコンロのような熱源をもとに燻製する手法です。

熱源をもとに発煙する燻製チップを使いましょう。

熱燻に使われる燻製器

続いて熱燻に使われる燻製器の紹介。

一般的に販売されている燻製器は、そのほとんどが熱燻向きのものです。

特別なことが書いていない限り熱燻可能と思ってもらって構いません。

例えば僕が熱燻するときに使っているのが下記の2つ。

熱燻に使う燻製器
  • ロゴスのスモークタワー・・・室外向け
  • SOTOのスモークポット・・・室内向け

室外で熱燻する際は「スモークタワー」、室内で熱燻する際は「スモークポット」を使っています。

中華鍋の即席燻製器も熱燻に適したやり方なので、始めてやる方は参考にしてみてください。

熱燻レシピを紹介

熱燻のやり方が分かったところで、熱燻レシピを紹介したいと思います。

一番簡単な方法なので、実はネットに転がっている燻製レシピの多くは熱燻向けなんですよね。

1、熱燻で作る燻製ベーコン

燻製ベーコン

ベーコンは温燻で作ることもあるんですが、自宅でやる分には熱燻が楽です。

サイズが大きいので、熱燻にしては長めの4時間かけての燻製となります。

それでも脂がある分ジューシーに仕上がるので、とても美味しくいただけますよ。

2、熱燻で作る燻製チキンステーキ

鶏もも肉 燻製

燻製チキンステーキは15~20分くらいの熱燻で完成します。

フライパンで直接焼くよりもパサつきにくいのでおすすめです。

めちゃくちゃ簡単なのでぜひ熱燻のお試しに作ってみてください。

3、熱燻で作る鴨の燻製

鴨の燻製(熱燻)

熱燻で作る鴨の燻製です。

鴨のハムはスーパーでもよく見かけますが、自分で生の合鴨を燻製するとそれとは全く別の仕上がりになります。

ぜひ一度試してみてもらいたい逸品ですね。

このほかにも随時熱燻レシピを公開していくのでチェックしてみてください!

自宅で燻製するなら熱燻がおすすめ

やはり自宅で燻製するなら熱燻が一番でしょう。

燻製チップを使い、短時間で燻製できるというのが魅力的。

ベーコンのような塊肉でない限り基本30分以内で出来るので、実際フライパンで焼くのとそれほど労力は変わらないと思います。

燻製ってそれほど面倒な調理工程はないんですよ。

燻製器を使わなくても、中華鍋やフライパンを使えば熱燻できるのでぜひお家で挑戦してみてください。

料理の幅も一気に広がりますよ!

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