燻製のやり方は5種類!自分の環境に合った燻製法はどれ?

燻製のやり方
今村りょう
今村りょう

こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。

ここでは燻製のやり方を紹介します。

燻製のやり方はいくつもありますが、それぞれの環境によって向き不向きがあるんですよね…。

例えば、外で燻製ができる人と、台所(室内)でしか燻製ができない人では、最適なやり方も異なります。

今回は代表的な5種類の燻製のやり方をピックアップ。

ぜひ紹介する燻製法の中から自分にあったやり方を選んでみてください!

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燻製のやり方は5種類

まずはこちらをご覧ください。

燻製のやり方は主にこの5種類に分類されます。

  1. 中華鍋を使ったやり方
  2. 段ボールを使ったやり方
  3. 卓上燻製器を使ったやり方
  4. 鍋型燻製器を使ったやり方
  5. 本格燻製器を使ったやり方

1と2は即席燻製器で、3~5は燻製器を使ったやり方です。

早速ですがそれぞれの特徴を見ていきましょう。

1、中華鍋を使ったやり方

中華鍋で燻製

1つ目は中華鍋を使ったやり方。

燻製初心者がお試しで燻製をする際に人気の燻製法です。

手順はこんな感じ。

  1. なべ底にアルミホイルを敷き、燻製チップを乗せる
  2. その上に5cmくらいの隙間を空けて網を置く
  3. 網の上に食材を乗せ、蓋をして燻す
  4. 火の通り具合を確認しつつ燻製する

深さがあって網がセットできたら、中華鍋にこだわる必要はありません。

燻製の仕上がりも燻製器と大差ないので、これでも十分に楽しむことができます。

鍋なので火にかけながら高温で燻す「熱燻」ができるのもポイント。

ただし、あくまで即席燻製器なので、蓋をした隙間から燻煙が漏れたり不便なところもあります…。

ちなみに僕も最初は中華鍋を使って燻製してました。

2、段ボールを使ったやり方

2つ目は段ボールを使ったやり方。

こちらはアウトドア向けの燻製法です。

手順はこちら。

  1. 段ボールに棒(割り箸など)を刺しながら、網を固定する
  2. 受け皿(アルミ皿・石など)を作り、燻製チップを乗せる
  3. 網の上に食材を乗せ、蓋をして燻す
  4. 火の通り具合を確認しつつ燻製する

「段ボール」と「割りばし」を駆使して燻製器を作るんですが、外でバーベキューをする傍らでやる方が多いですね。

これも意外としっかりと燻製できるんですよ。やってる人多いです。

お子さんのいる方だったら、工作気分で一緒に作ったりするのも良い経験になるかもしれませんね。

ただし、頻繁にやるには向かない方法だと思います。

引火する危険性もありますし、こちらも即席感が否めません。作るのもけっこう大変…。

あくまでアウトドア向け即席燻製器だと思っておきましょう。

3、卓上燻製器を使ったやり方

冷燻

3つ目は卓上燻製器を使ったやり方。

「フードスモーカー」や「スモーキングガン」なんて呼ばれる燻製器なんですが、家で手軽に燻製が作れる調理器具として人気があります。

チューブからでる燻煙をボール等に溜め、その中で食材を燻す燻製法です。

他のやり方と比べて、非常に少量の燻製チップで効率よく燻香を付けることができます。

通常なら難しい「冷燻」ができるので、刺身のような生鮮食品の燻製もできるのもポイント高いです。(家で冷燻をしたいならこのやり方しかありません)

非常にコンパクトで卓上で手軽に燻製を楽しむことができますよ。

4、鍋型燻製器を使ったやり方

鍋型燻製器 SOTO スモークポット

4つ目は鍋型燻製器を使ったやり方。

自宅で燻製をやるとなるとこれが一番定番のやり方ですね。

網や燻製チップの受け皿が付いている燻製専用の鍋。

保温機能が付いているものもあったり、中華鍋で作った即席燻製器と比べるとめちゃくちゃ使い勝手が良いです。

台所(室内)で「熱燻」や「温燻」をしたい方はこのやり方がおすすめ。

ちなみに上記で紹介した卓上燻製器だと火入れをしながらの燻製ができないので、この辺りも選ぶ際のポイントとなってきます。

5、本格燻製器を使ったやり方

ロゴス スモークタワー

5つ目は本格燻製器を使ったやり方。

ステンレス製の大型燻製器で、冷燻法以外であれば基本的にどんな食材も燻製することができる本格派です。

カセットコンロで火にかけることも可能。

魚や肉を吊るしながら燻したりと、燻製好きにはたまらない燻製器となっています。

ただし室内で使うにはちょっとサイズが大きいので、家の外に十分な場所が取れない方には不向きかもしれません。

自宅にあるものを使うか、それとも燻製器を購入すべきか

以上が自宅でできる燻製のやり方です。

上記の5つの中から自分の環境に合ったスタイルを選んでもらえたらと思います。

まず分岐点となるのが、燻製器を買うか自宅にあるもので代用するかの2択ですね。

中華鍋を使った即席燻製器でも仕上がりはさほど変わらない

燻製をするには燻製器が必要だと思われがちですが、実は自宅にあるものを使ったやり方もあるということで。

それが上記で紹介したところでいう「1.中華鍋を使ったやり方」と「2.段ボールを使ったやり方」となります。

燻製チップさえ買えば、意外と自宅にある調理器具を駆使することで燻製はできます。

多少燻製できる食材の幅は狭まりますが、正直仕上がりのクオリティはそれほど変わりません

中華鍋のような深めの鍋があればできるので、燻製初心者の方はまずこのやり方で試してみるのが良いと思いますよ。

とりあえず一回燻製をしてみたいという方におすすめのやり方です。

これでハマったら燻製器にレベルアップするのが良いでしょう。

燻製器を使ったやり方は3種類

一方、燻製好きの方は燻製器を買うのが手っ取り早いです。

燻製器は主に3種類の形状があって、上記で紹介した通り「卓上燻製器」「鍋型燻製器」「本格燻製器」に分けられます。

それぞれできる燻製の種類や適した環境が異なるので、購入前に把握しておく必要がありますね。

以下より、3種類の燻製器を用途別に比較してみましょう。

燻製器を使ったやり方はどれがおすすめ?

燻製器の種類による燻製法の違いはこんな感じ。

  • 卓上燻製器・・・冷燻
  • 鍋型燻製器・・・熱燻、温燻
  • 本格燻製器・・・熱燻、温燻

どんな燻製を作りたいのかによって、燻製器を使い分ける必要がありますね。

スモークサーモンなど冷燻を作りたい場合は卓上燻製器が必要となります。

鍋型燻製器と本格燻製器は燻製する仕組みが同じなんですが、卓上燻製器だけはちょっと特殊ですからね。

一方、鍋型燻製器と本格燻製器の違いは、室内向きなのか室外向きなのかというところや、大きさによる燻製できる食材の幅です。

こちらは自宅の環境に合わせて選んでいただけたらと思います。

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