こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。
今回紹介する燻製レシピは「鶏もも肉の燻製たたき」です。
スーパーで売っている普通の鶏もも肉で作ります。もちろん刺身では食べられないやつです。
「低温調理器」と「フードスモーカー」を駆使して手軽に燻製たたき風に仕上げてみました。
参考にしてみてください。
鶏もも肉の燻製たたきの作り方
それでは鶏もも肉の燻製たたきの作り方を見ていきましょう。
低温調理器とフードスモーカー(簡易型冷燻器)をご用意ください。
1、鶏もも肉に塩で下味を付ける
まずは鶏もも肉に下味を付けます。
全体に「塩」を振ったらフリーザーバッグに入れて空気を抜く。
肉を低温調理するときはここに油を大さじ1ほど入れるんですが、今回は余計な風味が付いてしまうので入れませんでした。
2、鶏もも肉を63℃で50分低温調理
鶏もも肉は63℃で50分くらい低温調理します。
各自好みの加減で火入れしてみてください。だいたい1時間前後じゃないでしょうか。
ちなみに使っている低温調理器は「BONIQ」。
日本製のなかでは一番といってい良いほど有名な低温調理器じゃないでしょうか。
公式サイトのレシピ記事や動画も豊富なのでおすすめです。
低温調理が終わったらそのまま氷水に入れて冷やしてください。
3、鶏もも肉の表面をバーナーで炙る
鶏もも肉が冷えたら、水気を良く拭きとってからバーナーで表面を炙ります。
皮目だけでも十分なんですが、個人的には香ばしさが好きなので両面やるようにしてますね。
低温調理前に焼き目を付けるか、それとも調理後に焼き目を付けるか…。今回は後者が良さそうです。
これだけで随分と風味が変わります。
4、フードスモーカーで冷燻
あとはフードスモーカーで冷燻したら完成です。
ちなみに今回は桜チップを使用。定番ではありますがこれがおすすめです。
通常の燻製器を使って温燻や熱燻した時と、簡易型冷燻器で燻製した時では若干風味の付き具合が異なります。
今回のように風味付け程度に燻製したいときには、やはりフードスモーカーに軍配が上がりますね。
低温調理器とフードスモーカーで燻製たたき風に
こんな感じで低温調理器とフードスモーカーを駆使すれば、たたき風の燻製鶏もも肉を作ることができます。
低温調理ならではのレアっぽい食感と燻製の絶妙な風味がたまりません。
スーパーで買った普通の鶏もも肉でたたき風の食感が再現できるんですから最高ですね。
こればかりは特殊な調理器具を持って作れないんですが、低温調理器や簡易型冷燻器は幅広い用途で使えるのでおすすめです。
おうちごはんのレパートリーも格段に増えます。
家飲みのおつまみにでもぜひ作ってみてください。