こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。
ここではキッチンで使える燻製器にスポットを当てて紹介していきます。
キッチン向けの燻製器は、燻煙が漏れ出すのを防ぎつついかに本格的な燻製に仕上げられるかがポイント。
とはいえ最近のキッチン向け燻製器はほとんど煙が漏れないので、換気扇を回していれば全く気にならないレベルです。
室内でも十分本格的な燻製料理を作ることができますよ。
キッチン向け燻製器を選ぶときに注意すべきこと
まずはキッチン向けの燻製器を選ぶときに注意したいポイントをまとめておきます。
下記の2つのポイントさえておけば失敗することはないでしょう。
1、「ガスコンロ用」と「IHコンロ用」の2種類から選ぶ
キッチン向けの燻製器には「ガスコンロ用」と「IHコンロ用」の2種類があります。
一番のポイントはここですね。
家のキッチンのコンロに合った燻製器を選ぶことがまず重要です。
キッチンで本格的な燻製をするには「鍋型燻製器」を使いますが、商品詳細にガスコンロ用なのかIHコンロ用なのかが書いてあると思います。
必ずチェックしておきましょう。
2、温度計が付いている燻製器かどうか
さらにいうと、温度計が付いているかどうかもけっこう重要なポイントです。
燻製は温度管理が肝なので、最初から温度計の付いている燻製器を選んだ方が良いかと思います。
キッチンで燻製するとなると基本的に熱燻になります。
燻製中はなるべく燻煙が外に漏れださないように蓋は空けたくないので、中の状態を知る唯一の手段が温度計しかないんです。
燻製レシピにも目安の温度が必ず書いてあるので、温度計付の燻製器を選んでおくとかなり楽ですよ。
キッチンで使える燻製器はこれ!
それでは上記の注意点を踏まえ、おすすめのキッチン向け燻製器を紹介します。
1、SOTOのスモークポット
僕が実際にキッチン用に使っている燻製器です。
SOTOのスモークポットは温度計が付いていて、比較的安価に購入できるというのがおすすめポイント。
陶器なので扱いに気を付ける必要はありますが、軽くてコンパクトなのでキッチンで手軽な燻製を作りたいときには非常に重宝しています。
SOTOは燻製チップも販売しているので、初心者の方は一括で燻製セットを揃えることができるのも嬉しいかもしれませんね。
ちなみにガスコンロ用とIHコンロ用の2タイプがあります。
2、サーモスのイージースモーカー
サーモスのイージースモーカーは、セラミック製の鍋で保温容器も付いているので、より頑丈な燻製器といえます。
加熱時間の短縮やガス代の節約、漏れ出す燻煙の減少にもつながるので、キッチンでの使用とも非常に相性が良いです。
ただしガスコンロのみ対応となるのでご注意を。
(家のキッチンがIHコンロの方は、カセットコンロを使うことで対応可能です)
3、Zwilling(ツヴィリング)の スモーカーセット
Zwilling(ツヴィリング)の スモーカーセットは、ガスコンロにもIHコンロにも対応したキッチン向け燻製器です。
ステンレス製なのでメンテナンス性にも優れています。
ちなみにこちらの燻製器、スチーム調理や鍋料理にも使えます。
(一般的な燻製器は燻製以外に活用できない仕様)
燻製以外にも役立つ万能調理器具なので、頻繁に燻製しないような方にもおすすめです。
その他キッチンで使える簡易的な燻製器も
上記で紹介したのが、キッチンで本格的な燻製をしたい方におすすめの燻製器です。
しかしもう一つキッチンで使えるちょっと変わった燻製器があるんですよ。
それがこちらの冷燻器「フードスモーカー」。
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火入れをせずに低温で燻製する手法を冷燻というんですが、これを簡易的に作れるようにしたのがフードスモーカーです。
簡易的とはいえこれでも十分に燻香が付けられますし、他の燻製器ではできない燻製料理が作れるので、最初にこの燻製器を買う方も珍しくはありません。
例えばお刺身を冷たいまま燻製するには冷燻器が必要ですね。
こちらもキッチンで手軽に燻製ができる器具として人気です。
キッチンでも本格的な燻製が楽しめるんです
これらの燻製器を使えばキッチンでも問題なく燻製が楽しめます。
キッチンで燻製するときに一番気になるのが燻煙の漏れだと思いますが、最近の室内向け燻製器は良くできているので、意外と心配する必要はありません。
僕は念のため換気扇を回してその下で燻製しているんですが、熱燻の場合時間も30分以内ですし、キッチンに燻製の匂いが付いて困ったことはないですね。
やっぱりちょっと燻製するくらいなら、外に出ずにできるだけキッチン内で済ませたいですよね。
参考になれば幸いです。