こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。
今回紹介する燻製レシピは「豚トロの燻製」です。
熱燻と冷燻の2パターンを作ってみたので参考にしてみてください。
豚トロの燻製の作り方
豚トロの燻製はちょっと珍しいかもしれませんが、コンビニ買った「伍魚福のとんトロスモーク」を食べてから自分でも作ってみたいと思いました。
これめちゃくちゃ美味いんですよね…。
低温調理した豚トロを冷燻することで近づくと思いますが、今回は熱燻で香ばしく仕上げてみたいと思います。
1、豚トロをソミュール液に漬け込む
まずは豚トロをソミュール液に漬け込みます。
今回は塩分濃度5%にしてみました。
作り方が分からない方は、僕が作ったソミュール液メーカーを使ってみてください。
一晩くらい漬け込んでおくと、豚トロ内部まで均等に塩が回ります。
2、豚トロを乾燥させる
続いてソミュール液に漬け込んだ豚トロを乾燥させます。
塩抜き(水洗い)したらキッチンペーパーで水分を拭き取り、冷蔵庫で乾燥させます。
燻香のノリが良くなるので乾燥処理は欠かせません。
3、豚トロを20分熱燻
それでは下準備した豚トロを燻製していきます。
ブラックペッパーも少々振りかけて。
今回はスモークポットでサクッと燻製しました。
100℃前後で20分くらいでしょうか。
カットした豚トロであればすぐに火は通るので、煙が出るくらいの温度を維持してあげましょう。
ちなみに燻製チップは桜チップを使用しました。
4、豚トロを仕上げ乾燥
良い感じに燻製できたので、あとは燻製チップを取り除いて仕上げ乾燥をします。
少なくとも30分以上、できれば一晩くらい休ませた方が美味しく食べられるはずです。
燻製の煙臭さを取り除くためには欠かせません。
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5、豚トロの燻製の完成
豚トロの燻製の完成。
脂が甘くて燻製ベーコンとはまた違った美味さがあります。シャキシャキした食感も豚トロならではですよね。
塩加減も程よく、お酒のつまみには最高の仕上がりでした。
豚トロは熱燻でも冷燻でも美味しい
今回は熱燻がメインでしたが、スモークポットに入りきらない豚トロは冷燻しました。
お馴染みのフードスモーカーです。
こちらは30分くらい冷燻した後、30分仕上げ乾燥をしています。
冷燻豚トロは、伍魚福とんトロスモークに倣って冷やして食べるのがおすすめかも。
下味は全く同じなんですが、熱燻と冷燻では味わいが大きく異なります。
こっちも捨てがたい…。
今度は低温調理してからやってみたいですね。
あとは豚トロのブロックでベーコンを作ってみるのも面白そう。
また試してみます。