こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。
ここでは「ウイスキーオーク」という燻製チップの特徴を紹介します。
数ある燻製チップのなかでも、なにかと特殊で面白いチップなんですよ。
燻製好きにも人気のチップです。
お酒好きの方にこそおすすめしたい。
一度使ったら、ウイスキーオークの魅力にハマること間違いなしです。
ウイスキーオークとは?
そもそもウイスキーオークって何なのという話なんですが…。
それを知るだけで、ウイスキーオークの燻製チップに魅力を感じる人も多いと思います。
洋酒樽として長年使われた樽材
ウイスキーオークは、簡単にいうとウイスキーを熟成する際に使われていた樽のことです。
この樽を解体して真っ直ぐな板に戻したものをウイスキーオークと呼びます。(洋酒樽に使われる木材はオーク材と呼ぶ)
燻製チップにする際は、樽をそのまま粉砕したものが販売されています。
ちなみに燻製チップだけでなく、家具の素材にも使用される木材なんですよ。
強度があって長持ちする素材でアンティークな味も持ち合わせているので、高級な家具に使用されたりします。
ウイスキーの甘い香りが広がる燻製チップ
燻製チップはきつい匂いがするものが多いですが、ウイスキーオークは非常に甘くてフルーティーな香りが特徴的です。
初めてその匂いを嗅いだときは、鼻の奥に抜けていくモルトの香りに感動しました。
燻製の概念が大きく変わる香り。
当時はそれだけで「燻製って奥が深いなぁ…」と思い知らされました。
定番の桜チップだけで燻製の魅力は伝えきれません。
ウイスキーオークはどんな食材に合う燻製チップなの?
ウイスキーオークの燻製チップも、見た目と使用法は他のチップとなんら変わりません。
どんな食材と相性が良いチップなんでしょうか?
鶏肉や白身魚との相性抜群の燻製チップ
ウイスキーオークは「鶏肉」や「白身魚」との相性が良いといわれています。
クセが少なく甘い香りがするチップは、淡泊な食材を燻製するときに使われることが多いですからね。
例えば、鶏もも肉をウイスキーオークで15分ほど熱燻し、ニンニク油を敷いたフライパンでバリッと焼き目を付ければ最高のつまみの完成。
これだけはありきたりな調味料では決して味わえません。
ウイスキーオーク以外にも「リンゴ」が鶏肉と白身魚に合いますが、風味は全く別物なので比較してみるのも面白いですよ。
色付きも非常に良いので、家でサクッと燻製するのにもおすすめ。
お酒の燻製に使って味に深みを付ける
あとは「お酒」の燻製をするときにも使われたりします。
安いお酒を買ってきてウイスキーオークで燻製すると、味と香りに深みが出て高級感が付与されるんです。
お酒の種類によっても相性がありますが、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに家でお酒を燻製する際は、冷燻ができる燻製器を使う必要があります。
僕が使用してるのはフードスモーカー。
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おつまみ食材とお酒を一緒にウイスキーオークで燻製して合わせるというのもありですね。
ウイスキーオークはお酒好きにもってこいの燻製チップ
ウイスキーオークは、お酒好きにはもってこいの燻製チップです。
鶏肉なんかは肉の中でも安く買えますし、家飲みのおつまみとしてはコスパ最強かもしれません。
家飲みには欠かせない存在となるでしょう。
甘い香りが特徴なので意外と万人受けする燻香ですし、他の燻製チップとは一風変わった味が楽しめます。
数ある燻製チップの中でウイスキーオークを推す燻製好きも多いです。
ぜひお試しください!