こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。
今回はSOTOの「シダーグリルプレート」を使って燻製バーベキューをしてみました。
食材の下に敷いて焼くだけで燻製ができます。
味はもちろんのこと、演出としても最高なのでぜひ試してみてください。
SOTOのシダーグリルプレートで燻製バーベキュー
こちらがSOTOのシダーグリルプレートです。
素材はカナダ産のレッドシダー。いろんな種類の燻製材を使ってきましたが、比較的シンプルで甘みのある燻香が付きました。
つまり万人受けしやい燻製ということ。大勢でバーベキューするときにも問題なく使えると思います。
シダーグリルプレートの使い方
簡単にシダーグリルプレートの使い方もまとめておきますね。
シダーグリルプレートに直接火が付かないように、事前に2時間以上しっかり水につけておくことが最重要。
水につけておかないと燃え上がってしまいます。木ですからね。
炭の火力も弱火~中火くらいがおすすめです。
遠火でじわじわを炙っていくような感覚でやってみてください。
燻製材なのでもちろん燻煙も出ます。
上記写真のように、アルミホイルを使ってしっかり煙を閉じ込めてあげてください。
これで燻製の仕上がり具合が変わってきます。
あとは火入れの加減は様子を見ながら調整するだけ。
20分くらいやればしっかりと燻香を付けることが出来ますよ。
シダーグリルプレートでサーモンと牛肉ステーキを燻製
シダーグリルプレートで作る燻製の定番は「サーモン」と「牛肉ステーキ」です。
切り身や塊肉はバーベキューの醍醐味ですよね。
実際にやってみましょう。
シダーグリルプレート×サーモン
まずはサーモンから。
「塩」「ブラックペッパー」「レモン」「オリーブオイル」をかけたサーモンを、ローズマリーを振りかけたシダーグリルプレートに乗せて燻製します。
下味はお好みで構いませんが、燻製を引き立てるためにも塩系の味付けがおすすめ。
アルミホイルをかぶせて時折様子見をしながら待ちます。
ちょっと炭の火力が強かったので、18分くらいで切り上げました。
めちゃくちゃ良い感じに色付いてますね。
ほんのり甘い燻香が漂います。これはテンションも上がる。
蒸し焼きなのでふっくらした焼き上がりも魅力の1つ。
正直普通にグリルした時とは比べ物にならないレベルの味になってます。
燻製により旨みも倍増してますし。
バーベキューで切り身を焼くのは珍しいかもしれませんが、サーモンの燻製はかなりおすすめ。
ぜひ試してもらいたいです。
シダーグリルプレート×牛肉ステーキ
続いて牛肉ステーキ。
シンプルに「塩」「ブラックペッパー」を振ったステーキ肉を、ローズマリーを振りかけたシダーグリルプレートに乗せて燻製します。
こちらも同じくアルミホイルを使って蒸し焼きに。
レアで食べたいなら20分は少しやりすぎかもしれませんが、燻香をちゃんと付けたいので気持ち長めにやってみました。(350gで25分燻製)
ミディアムレアに焼き上がりました。
レアとはいきませんがおかげで燻香は抜群です。
やっぱりこれくらいやらないと燻製としては物足りません。
安いオージービーフですが、燻製により臭みを感じることなくいただけます。
むしろ燻製するならこれくらいの肉がちょうど良い(笑)
こちらも大変美味しくいただけました。
こんな感じで、シダーグリルプレートを使えばバーベキューをしながら燻製が出来ちゃいます。
演出込みで相当楽しめるのでぜひやってみてください。
シダーグリルプレートが使用できる回数は?
ちなみにシダーグリルプレートは1回使ったらほとんど使い物になりません。
炭の火力や燻製時間によっても変わりますが、基本的には使い捨てだと思っておきましょう。
やれても使用回数は2回が限度じゃないでしょうか。
ご覧の通り表面はまだ使えそうですが、裏面は真っ黒に焼け焦げてます。
燻製チップもそうなんですが、黒く焦げてしまったらもう燻煙はでません。
こうなってくるとほとんど燻製材としての役割は果たせなくなります。
表面の焦げてないところは燻製チップにでもして、後日燻製に使うのが良いでしょう。