こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。
今回紹介する燻製レシピは「鯖の燻製」です。
スーパーで塩サバを買ってきて燻製するだけで、普通の焼きとは比べ物にならない旨みになります。
生鯖を買ってきた方は、ソミュール液に漬け込んでから燻製してみてください。
意外と燻製との相性が良くて驚きますよ!
鯖の燻製の作り方
それでは鯖の燻製の作り方を見ていきましょう。
せっかくなので今回はちょっとお高めの塩サバを買ってきました(笑)
塩サバなので下味は付いてます。あとはこのまま燻製するのみです。
1、生サバはソミュール液に漬け込む
仮に生サバを買ってきたのであれば、燻製前にソミュール液に漬け込んであげましょう。
これで生サバが塩サバに生まれ変わります。
塩分濃度は3%くらいのソミュール液が良いでしょう。
ソミュール液メーカーを使って、必要な「塩」と「砂糖」の分量を計算してみてください。
サイズにもよりますが、1時間ほど付けておけば塩が馴染むはずです。
2、塩サバを乾燥させ、常温に戻しておく
水気を良く拭きとったら、塩サバを軽く乾燥させましょう。
6時間くらいかけてじっくり乾燥させれば、おつまみ感の強い鯖の燻製に仕上がります。
ご飯のおかずとしていただくのであれば、乾燥せずに常温に戻すだけの方が良いでしょう。
表面の水分が拭き取れていればとりあえずOKです。
3、鯖を100℃前後で20分熱燻
ここから鯖の燻製に移ります。
今回は吊るしスモークでいこうと思ったんですが…。
燻製中に落ちてしまいました。
魚を吊るしスモークするなら干物にしないとだめですね。
途中から普通に網の上に置いてやりました。
燻製時間は100℃前後で20分くらい。桜チップで燻製しました。
4、燻製した鯖を仕上乾燥
燻製した鯖の仕上乾燥です。
燻製チップを外した場所で30分以上かけて燻香を馴染ませていきます。
長時間かけて乾燥させた鯖を燻製した場合は、数日間寝かせてから食べるのもおすすめです。
5、鯖の燻製の完成
鯖の燻製の完成!
最初の乾燥時間が短めだったので、ふっくらした食感の燻製塩サバに仕上がりました。
塩サバなら普通に魚焼きグリルで焼くだけで美味しいんですが、熱燻によって焼き上げた方が断然旨みが増します。
ワンランク上の塩サバが味わえますよ。
塩サバは燻製するだけで美味しさが倍増
生サバであれば「鯖の味噌煮」などいろいろな調理法がありますが、塩サバとなるとただ焼くくらいしかありません…。
そこで燻製の登場。塩サバの新しい調理レパートリーの一つとしてもおすすめです。
鯖の生臭さを消してくれますし、味の深さも倍増。
手間をかけてでも燻製にする価値のある食材ですね。