こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。
ここでは、燻製が苦い時の対処法を紹介します。
お家で燻製を作った時に、苦味やしぶみ、えぐみを感じることありませんか?
表現の仕方は人それぞれだと思いますが、要するに煙による嫌な味です。
燻製は煙を扱うので苦味への対策は欠かせません。
特にお家で燻製をしたいという方は覚えておいてもらえたらと思います。
燻製が苦いんですが…。その原因は?
なぜ燻製が苦くなってしまうのか…。
まずはその原因を理解しておきましょう。
燻製によって苦味が出るのは普通のこと
燻製したときの苦味の原因は煙にあります。
燻製チップを使えば良い香りだけが付くように思われがちですが、木を燃やして煙を出しているわけですから煙臭さが出るのも当然のことです。
もちろん燻製チップの種類によって苦味の度合いも変化しますし、人によってはあまり気にならないかもしれません。
ただ、実際お店の燻製食品と比べてどこか嫌な味を感じる方は多いです。
この苦味への対処法は考えておくべきですね。
酸味は下処理で対処できるが…
ちなみに燻製の嫌な味として、苦味とは別に「酸味」というものもあります。
酸っぱくなるのは食材の表面に付着した水分が原因なので、しっかり水分を拭き取り、ある程度乾燥させたものを常温に戻してから燻製することで対処可能です。
酸味への対応は下記の記事で詳しく紹介しています。
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一方で苦味は下処理してもなかなか取り除けるものではありません。
むしろ燻製した後の「後処理」にかかっています。
燻製が苦いときの対処法は?
それでは燻製の苦味を取るための対処法を見ていきましょう。
燻製した後の処理が大切です。
仕上げ乾燥で燻製の苦味を取り除く
燻製の苦さを取り除くコツは「仕上げ乾燥」にあります。
燻製後はすぐに食べずに、少なくとおも30分以上は休ませるようにしてみてください。
これで燻香が馴染み、煙臭さがなくなります。
熱々の状態で食べたい気持ちも分かりますが、ここは少し我慢です。
できれば1日以上休ませることをおすすめします。
今回の仕上げ乾燥もそうですが、燻製の作り方を理解しておくことで、失敗を防ぐことが出来るようになります。
ぜひ合わせてご覧ください。
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