こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。
今回紹介する燻製レシピは「燻製ハンバーグ」です。
挽き肉をこねるところまでは通常のハンバーグと同じ作り方ですが、表面に焼き目を付けたらあとは熱燻で中まで火を通す感じでやってみました。
市販のハンバーグをそのまま燻製するのも面白そう。
燻製ハンバーグの作り方
それでは燻製ハンバーグの作り方を見ていきましょう。
やることは簡単ですが、実際にやってみて思った注意点を添えておきますので参考までに。
ハンバーグのタネはそれぞれのご家庭のもので構いません。
1、ハンバーグの両面にフライパンで焦げ目を付ける
ハンバーグのタネを作ったら、まずは通常通りフライパンで両面に焦げ目を付けます。
中まで火を通す必要はないので、表面のみを強火で一気に焼き上げましょう。
脂を閉じ込めるようなイメージです。
2、100℃前後で20分くらい燻製
100℃前後で20分くらい燻製します。
お好みでスライスチーズを乗せるのも面白そう。
200gのハンバーグだったんですがちゃんと火は通ってくれました。
今回はサクッと一つ燻製したかっただけなのでSOTOのスモークポットを使用。
ちょうど良いサイズ感です。
ちなみにチップは桜チップ。
豚と牛の合挽き肉なので、比較的どんなチップも合うんじゃないでしょうか。
お好みでお試しください。
3、仕上げ乾燥をしたら完成
良い感じの色付きじゃないでしょうか。最後に仕上げ乾燥をしたら完成です。
すぐに熱々の状態で食べたいというのもあるんですが、燻製直後は煙臭さが残っているので最低でも1時間以上は様子を見た方が良いでしょう。
ちなみに今回は一晩休ませ翌日温めていただきました。
燻製ハンバーグは酸味や渋みが残りやすい
最後に燻製ハンバーグを作ってみて分かったことをまとめておきます。
まずは水分が多い分「酸味」や「渋み」が残りやすいというところ。
燻製は大抵脱水をしてからやるんですが、今回はその工程が一切なかったので難しかったですね…。
脂が多いので熱乾燥である程度油を落とし上げるのが良いかと思います。
休ませてあげればかなり落ち着きますがこの辺りは改良の余地がありそうですね。
この辺は豚肉と牛肉の割合でも大きく変わってくるでしょう。
市販の出来合いハンバーグは適度に水分が抜けてますし、1から作るよりは燻製に適している気がします。