こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。
今回紹介する燻製レシピは「燻製サラミ」です。
サラミと聞くとソーセージのように腸詰めされているイメージがあると思いますが、ここでは腸詰せずに作る方法を紹介します。
挽き肉とスパイスを混ぜて燻製するだけ。めちゃくちゃ簡単です。
燻製サラミの作り方
それでは燻製サラミを作っていきましょう。
材料はこちら。
1、ミンチとスパイスを混ぜ合わせる
まずは材料を混ぜ合わせます。
「挽き肉」に「塩」「砂糖」「ブラックペッパー」を入れたら、あとはお好みでスパイスを追加してみてください。
ちなみに今回は手元に合った「ナツメグ」と「マジックソルト」を使用しました。
基本的に塩とブラックペッパーで味は付きますが、その他風味はスパイスに依存するのでこだわった方が美味しくなります。
この辺りは研究し甲斐がありますね。
2、サラミを成形して1日乾燥
続いてサラミの成形をしていきます。
腸詰めはしないのでハンバーグ同様に空気を抜きつつこのまま手でこねて形を作りましょう。
2時間くらいかけて燻製するので、結構な太さがあっても問題なく火は通ると思います。
あとは冷蔵庫で1日かけて乾燥。後日燻製に移りましょう。
3、サラミを熱乾燥
続いて燻製前に熱乾燥させます。
燻製チップを使用せずに80℃前後で30分くらい。
かなりの脂が出てくるので、下に油受けを置いておくことをおすすめします。
燻製前によく乾燥させることで燻香のノリが良くなります。
冷蔵庫で1日乾燥させたのも同じ目的です。
4、サラミを1時間30分燻製
ようやく下準備が終わったので燻製に入ります。
サラミの燻製は80℃前後で1時間30分。
ちなみに今回は無難に桜チップを使用しました。
良い感じに色付きましたね。
こんな感じに、腸詰めをしなくても見栄えは市販のサラミみたいになります。
5、燻製したサラミを仕上げ乾燥
最後に仕上げ乾燥をして燻製の苦味や渋みを取り除きましょう。
すぐに食べても良いのですが、ここからさらに1~2週間くらいかけて乾燥させてあげるとドライサラミっぽくなってきます。
ただし脱水がいまいちの場合は早めに食べてしまいましょう。
腸詰めをしなくても手軽にサラミが作れます
こんな感じで自家製の燻製サラミが完成しました。
上記の写真は燻製から1時間くらいしかたってませんが、すでにかなり脱水された感じがあります。
腸詰めしなくてもここまでしっかり形が残ります。
あとは市販のサラミのように脂を適度に閉じ込める方法を考えたいところ。
簡単に作れるのでぜひお試しください。