こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。
今回は変わった燻製料理をいただいたのでご紹介。
ジビエラーメン山くじらの「鮎燻製つけ麺」です。
鮎に限らず魚を出汁に使うラーメンは増えてきましたが、燻製の要素まで加わるとなかなかレアですよね。
こういった変わり種の燻製料理は自分で燻製を作る時の勉強になるので、どんどん紹介していきたいと思います。
燻製鮎つけ麺をいただく
こちらが今回いただいた鮎燻製つけ麺。
鮎の骨から取った出汁とタデ酢を使用した塩味のスープに、鮎の肝醤油で仕上げた自家製の燻製鮎がトッピングされています。
鮎は地元の天然鮎を使用。相当贅沢なつけ麺です。
これだけの鮎を使って一杯1,000円なら正直安いくらい。
鮎の肝醤油で仕上げた燻製鮎
鮎の燻製自体は珍しいものではありませんが、肝醤油を合わせることで鮎の旨みがより深く感じられるようになってます。
個人的に肝醤油には目がないのですが、それを燻製にまで合わせるというのが良いですよね。
普通の鮎の燻製だと、開いてソミュール液につけて燻製するだでしょう。
鮎の出汁でどこまで濃厚味のスープになるんだろうと思ってたんですが、このおかげでかなり鮎を感じられるつけ麺になっている気がします。
自分で作る時も肝醤油と合わせて燻製してみると面白そう。作ってみたいです。
「あおさ」と「韓国のり」が良く効いたスープ
あとは「あおさ」と「韓国のり」がすごく良く効いてます。
塩系のつけ麺はあまり食べないのですが、あおさはめちゃくちゃ相性良いです。
これも個人的に良き収獲でした(笑)
鮎の繊細な風味と合わさって、非常に高級感のあるつけ麺でした。
ジビエラーメン山くじら
今回のお店「ジビエラーメン山くじら」。
猟師直営のお店なのでその品質は申し分ありません。
ジビエ料理を提供する居酒屋もやっているみたい。
メインで扱っているのは「熊」「猪」「鹿」を使ったラーメンとカレー。(季節によってラインナップは異なるみたい)
ちなみに今回は鮎燻製つけ麺のほかに、「熊つけ麺」と「猪つけ麺」もいただきました。
熊肉はジビエの中でも特別臭みが強いといわれますが、臭みは全くなくてスープの甘みと温泉卵が程よく麺に絡みます。
猪つけ麺は醤油がキリッと効いてる印象。個人的には猪の肉の方が好きですね。
スープはもちろんのこと、各素材に応じてトッピングも微妙に変えているようです。
特殊な素材を使っているだけあって、相当なこだわりを感じました。
季節に応じてその他メニューも追加されるので、ぜひお近くに来た際は足を運んでみてください!