こんにちは!燻製ブロガーのりょう(Twitter)です。
今回は「煙にまかれて」というお店の燻製グルメを紹介します。
いただいたのは「牡蠣の燻製」と「穴子の燻製」のオイル漬けセット。
しっかりと醤油ダレに漬け込まれた味と、桜チップによる燻香が絶妙な逸品でした。これはお酒も進みます。
最後に燻製牡蠣を使ったパスタも作ったのでぜひご覧ください。
煙にまかれて「牡蠣の燻製」と「穴子の燻製」のオイル漬けセット
こちらが煙にまかれての「牡蠣の燻製」と「穴子の燻製」です。
牡蠣は広島地御前産で穴子は国産(瀬戸内海産、山口県産、島根県産)とのこと。
オイル漬けでパック詰めしてあるので、温めて食べたい方はそのまま湯煎すればOK。もちろん常温のままでも美味しいです。
オリーブオイルにも燻香が移っているので、開けた瞬間の香りがもうたまりませんでした。
また、燻製前には塩漬けの工程が欠かせませんが、こちらの商品は牡蠣と穴子の旨みを逃さないために、特製のタレに漬け込んでから燻製しているそうです。
この味付けが絶妙で、非常にマイルドな味わいの燻製になってるんですよ。
広島地御前産牡蠣の燻製
まずは牡蠣の燻製。なかなかのボリュームです。
味は甘めの醤油ダレで、甘露煮に近い味わいがしました。
内部までしっかりと味がしみ込んでいて、口の中に濃厚な牡蠣の旨みと燻製の風味が広がります。
やはり牡蠣の燻製は塩系のソミュール液よりも、醤油系のタレに漬け込んだものが美味しいですよね。酒のつまみになる味。
かといって牡蠣の味も邪魔していないのがさすがプロの技といったところでしょうか。
美味しくない燻製にありがちな渋さも全くありません。
とにかくマイルドな風味で、封を開けたて匂いを嗅いだ瞬間に美味しさを確信できました(笑)
国産穴子の燻製
そして穴子の燻製。
こちらも甘口の醤油ダレで味付けをしています。
要するに蒲焼きのタレですね。これは間違いない美味さ。
穴子は煮たり焼いたりするイメージしかなかったので、燻製やオイル漬けはとても新鮮でした。
オイル漬けなので常温でも日持ちしますし、家飲みのつまみとしてストックしておくのも面白いなぁと(笑)
噛めば噛むほどふわっと穴子の旨みと燻香が出てくるので、食べていて面白い逸品でした。
どちらも美味しかったですがやはり牡蠣の燻製は圧倒的です。
牡蠣の燻製単体でも販売しているようなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
牡蠣の燻製でパスタを作ってみることに
牡蠣の燻製は2パックあったので一つはパスタでいただくことに。
せっかく牡蠣のエキスをふんだんに取り込んだ燻製オリーブオイルも入っていることですし、シンプルなペペロンチーノをベースに作るのが良いでしょう。
燻製牡蠣が漬けてあったオリーブオイルをもとに、「ニンニク」「鷹の爪」「プチトマト」「ほうれん草」を炒め、最後に「白ワイン」を回し入れる。
茹でたパスタを入れたら良く混ぜて、茹で汁も加えながら塩で味を整えましょう。
燻製牡蠣のパスタの完成です。
牡蠣の燻製は温めることで本来のプリプリ感がよみがえります。
もともと燻製自体が乾燥しているものなので、ソースを吸って食感が変わったんでしょう。
これも非常に美味しかったです。混然一体となった旨みの暴力(笑)
オイル漬けに使われているオリーブオイルも良い味になっているので、ぜひ捨てずに使ってもらいたいですね。牡蠣と穴子で若干味も変わってきますので。
ドレッシングにしても美味しいんじゃないでしょうか。
「煙にまかれて」とても美味しくいただきました。
今後の燻製レシピ作りの参考にさせていただきたいと思います。